久しぶりの伊勢詣で
東京でファッションブランド系会社に勤めている孫娘が、4日間休みが取れたと遊びに来た。久しぶりに伊勢神宮に参拝したいとのことで一緒に出掛けた。宮川の手洗い場からの対岸には秋が訪れつつあり、爽やかな景観である。
瀧祭神にお参りをし、参道と五十鈴川の間にある小道から風日祈宮への橋に出る。神楽殿にお祓いの申込をし、待ち時間に本殿を参拝する。待合室ではモニターから神宮関連映像が流れており…今日は私の足の関係で端折ったが、外宮遷宮時に服部幸應先生と特別席で体感させていただいたことを思い出す。
参拝を終え“おはらい町”を望むと、大勢の人。時間もあるので賢島まで足を延ばし、志摩観光ホテルの“ラ・メール”に入る。輝く英虞湾を眺めながら孫娘と話題の尽きない至福のひと時を過ごす。
この孫娘は幼い頃から服飾に関わる仕事がしたいとの夢を持ち、服飾系大学で学び、憧れの会社に就職…早いものでもう7年を経た。「何時も基本の基本を今一瞬一瞬の積み重ねで確実に力を増す以外に、専門職の道は開けない」と…爺ちゃん、余分な話まで次々しているとハッと気づき、笑ってごまかす。私にとってずいぶん久しい楽しい外出となった。
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