白馬岳、温泉めぐりの山歩き
平成28年8月11日「山の日」の夕刻に松本市に入り、翌朝、大糸線で白馬駅に向かう。猿倉小屋に登山届を出し、白馬鑓温泉に向かう。山小屋は随分拡大されたが、露天風呂は以前のままで、ゆったりと湯と景観を楽しむ。
翌13日、初めから急なのぼりはこれまで以上に心臓の煽りがきつく、喘ぎながら尾根筋まで。歩きは時間と共にスローダウンはなはだしく、白馬山荘が見えてからの距離はことのほかきつい。翌朝、ご来光を小屋前で拝んでから慌てて朝食。白馬岳山頂は11年振り、『三重県の食生活と食文化』(調理栄養教育公社・2008年)の“あとがき”を下山してすぐ書いただけに少々もの思いにふける。
天候に恵まれ、尾根筋の石畳をカラカラ音を立てながら歩く。白馬大池で昼食を取り、一気に下って蓮華温泉に到着。今回は温泉満喫山歩きである。ただ春まで人の1.5倍のコースタイムにしていたが、この歩きは休憩込みで1.7倍掛かっている。人並みのコース歩きは今回が最終と悟りつつも、大好きな北アルプス歩きが止められない自分を感じる。
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