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『流れる水は先を争わず 立松和平追想集』

 聞き手に情景を思い浮かばせる話し方の素晴らしさも伴ったのか、大川幼稚園PTA講演会の講師漆原智良さんにお礼を申すつもりが、突然涙で詰まってしまった。

 漆原さんは、若い頃に立松和平さんのお父さん(横松氏)にお世話になり、その頃毎日のように幼い立松さんに童話を読み聞かせていたという非常に立松さんとご縁のある方だった。

 立松さんは、私が30数年前に書いた『鈴鹿山系の伝承と歴史』を読んでくださり、東京新聞発刊の『岳人』に山と信仰の関わりを連載している関係から、2年前に御在所岳への同行を依頼されご一緒した。湯ノ山温泉で夜を共にし、翌日俗に言う裏道を案内した。ぽつぽつとした語りで、それに答えていると突然会話が途切れる。あれっと振り返ると一心にメモをとられていて、終わるとにっこりされ、またゆっくりとした歩調で登ってこられる。その前夜も自然派的で、初めてお会いしたにもかかわらず、古い仲間が久しぶりに戻ってきたような感覚に包まれた、そんな雰囲気の方であった。

 この講演の数日前、『岳人』編集部の古庄氏と久しぶりに立松さんの話をしたところであった。出会いの縁の深さは、時間の長さではないとつくづく感じた。

 66日、北方謙三氏の弔辞に始まる先の題の立松和平追想集が漆原さんより送られてきた。日本の多神教の世界を優しく書ける貴重な作家であっただけに、残念と偲ばれてならない。

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